飛ノ台史跡公園

投稿者:社員M.F(女性) 投稿日:2026年7月3日 カテゴリー:2026年6月 出張・取材レポート 関東 ブログ

こんにちは、社員のM.Fです。

今回は「飛ノ台史跡公園」へ行ってきました。

ここは約8000年前の縄文時代のものと推定される「飛ノ台貝塚」が発掘された場所に立つ公園で、その発掘調査の様子をレプリカでリアルに窺い知ることのできる場所となっています。

貝塚が発掘された場所はここ。

最初の発掘調査は約50年ほど前の昭和7年(1932年)までさかのぼり、その後昭和13年(1938年)の東京考古学会の調査によって日本で初めてとなる「炉穴」(屋外で煮炊きや燻製作りなどを行っていた施設。縄文時代早期の特徴的な遺構とされる。)が発見されたことをきっかけに、飛ノ台遺跡は研究者たちの間で広く知られるようになったそうです。

その後昭和52・53年(1977年・1978年)に初めて大規模な発掘調査が行われると、200基を超える炉穴や6軒の竪穴住居跡、30か所以上の貝塚などとともに土器や石器が多数出土し、東京湾岸地域を代表する大規模な集落跡であることが分かりました。

その後の平成4・5年(1992・1993年)の調査ではちょうどこの公園部分で、貝塚の下から男女が一緒に埋葬(合葬)された人骨が発見されました。縄文時代早期の遺構では埋葬された人骨の発見例そのものが少なかったことから、非常に珍しい早期の合葬の例として全国的に注目を集めたそうです。

縄文時代当時の人々の生活を考えるうえで欠かせない遺構として、船橋市はここを市指定文化財に指定し、現在も調査を進めています。その一環として、ここで発掘調査当時の様子を復元しています。

近くには「飛ノ台史跡公園博物館」も隣接しており、こことあわせて遺跡について知ることができます。

世紀の大発見と貴重な歴史の跡に触れに、ぜひ訪れてみてはいかがですか。

では、また次のブログで。